2012/06/22 | ひふみ農園赤城で実習会が開催されました |  | by:スタッフ1 |
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こんにちは、ニンジンです。6月17日 13時からひふみ農園赤城にて、月に一度の実習会が開催されました。
東京、埼玉、千葉、神奈川、群馬から25名のオーナーズクラブの会員さんが
参加されました。4月より新設されたパスポート会員さんも参加されました。
梅雨の時期ですが、晴れてとても良い天気に恵まれました。先ずは、各自自分の
区画の草取りから始まりました。毎年5月くらいまではさほど雑草は生えませんが、
6月に入り梅雨になると急に雑草が出てきます。雨が降り水分が常に与えられる
条件だと、草はすぐに大きくなります。野菜の5倍くらいのスピードで大きくなりますので、
あっという間に草だらけになってしまいます。軍手をして、手で抜く人もいますし、
小さなカマで刈り取る人もいます。ハコベのような低くて、すぐに抜けてしまう
弱い草は、逆に取らないでそのままにしておきます。自然のマルチ(ビニールの
覆い)のような役目をしてくれるので、野菜の生長は良くなります。
草取りが終わると、今度は苗の定植です。ひふみ農園で固定種の種から育てた
ナスやピーマン、トマト、キャベツ、ブロッコリーの苗を各区画に定植しました。
定植の仕方は指導員のピーマンさんとジャガイモさんが教えてくれました。
本来定植は曇りか小雨の天気がよいのですが、晴れているので、定植する
穴には、予め特に多めに水を入れておきました。こうすると晴れていても
植えることができます。吉祥寺から来られたKさんは、ナスやピーマン、キャベツ
、ブロッコリーなどの苗を40本くらい定植されました。また、千葉から来られた
3人組は農業は初めてとのことで、ピーマンさんから畝の立て方から教わりました。
また、苗の定植はジャガイモさんに教えてもらっていました。今まで
何も植えてなかった畑に、一気に苗が植えられたので、やった感があると
喜んでいました。元気な苗が植えてあるので、確かに見違える畑になりました。
そして仕上げに地球(テラ)サイエンスの資材のライフグリーンの3,000倍
希釈液をジョーロで野菜に与えました。3,000倍にも薄めますが、とても
野菜が元気に、そして美味しくなりますので、欠かせません。
2時間くらいで草取りから種まき、苗の定植が一通り終わりました。次は
いよいよ手作業での麦刈りです!普通の農家は機械で一気に刈って
しまいますが、今回は麦刈りの体験ですので、昔ながらのカマで麦を
刈ってもらいました。少し離れている第6農園に麦が植えてありますので、
皆で移動しました。東と西の端からぶつからないように、注意しながら麦刈りが
スタートしました。最初は力づくで切っているので、却って切れないのですが、
少し力を抜いて、やや弧を描くように引きながら切ると、スッと切れます。
結構カンタンだね!という声が聞こえます。皆さん真剣に刈っている
ので、何故か静まり返っています。10分くらいすると、次第に慣れて来て、
結構早く切っていきます。余裕が出てきたのか、会話しながら作業をやっています。
私とピーマンさんがヒモで結んで行くのですが、ドンドン刈り取られた麦が置かれていきます。
二人して、必死でやったのですが、全然追いつかず、結局皆に手伝って
もらうことになりました。
1時間で全て刈り取り、ヒモで結んで、皆で軽トラに積みました。1回では
運べず、2回軽トラで運びました。その後はハウスの中に物干しを組み立てて、
乾燥させれば完了です。
こうして6月の実習会は無事終了しました。来月は実習会ではなく、収穫祭になります。
7月21日は赤城の収穫祭、7月29日は丹波の収穫祭になります。ジャガイモの
収穫体験をやりますので、どうぞご期待ください。